MUSIC2012-2

つづき。
その他に好きだったのとかよく聴いたのを、アルバムシングルごちゃまぜで!

・(((さらうんど)))/(((さらうんど)))



最初イルリメの声は好きじゃなかったけど聞けば聞くほどハマッてしまったなぁ。粒ぞろいの良いアルバム!前に星野源さんだったかサカナクションの一郎さんだったか、はっぴいえんどレイ・ハラカミを例に挙げて、優れた音楽は日常と宇宙が同居している、みたいな話をしていたんですけど(超うろ覚え)、このアルバムはまさにそんな感じ!「夜のライン」「サマータイマー」とかオリジナルも良いし、佐野元春の「ジュジュ」カバーも素晴らしい。でもなによりceroの高城くんが作曲とボーカルで参加している「タイムリープでつかまえて」が大好きで、2012年一番聴いた曲のひとつ。高城くんとイルリメのボーカルの対比がたまらない。

・7泊8日/VIDEOTAPEMUSIC



上のYouTubeはアコースティックver.ということで音源はだいぶ違っていて、亜熱帯リゾートに涼しい風が吹くイメージの音。夏に聴きまくった!古いVHSを切り貼りして音楽と映像を作るっていう、説明を聞いただけじゃちょっととっつきにくいVIDEOTAPEMUSIC。ひとりユニットです(たぶん)が、ceroのサポートもやっているMC.sirafuも参加してたりします。上の「タイムリープでつかまえて」とセットでよく聴いたのがこの「Blow in the Wind」。cero高城くん×やけのはらなんてずるいよねー!

・3peace2/クラムボン


一昨年のドコガイイデスカツアー後半から良かったテイクをミトさんが選んだライブアルバム。このツアーはカフェだったり学校だったり家だったり酒蔵だったり鍾乳洞だったり、普段ライブに使われないところでその場所毎の音響も含めて楽しむというものだったので、行けなかったところも聴けてまず嬉しい。この音源のすごいところは、お客さんとの絡みだったりちょっとしたMCも入っていてライブの雰囲気そのまま味わえて、更にはライブ中ブレーカーが落ちたところまで入っているというところと、色んな会場の曲(あ、そもそも毎回セットリスト違います)とMCを繋ぎあわせているのに、ちゃんと流れがあって通して聴いた時に全体としても曲の繋ぎも何の違和感もないところ。 「おだやかな暮らし」とか全然アレンジ変わっちゃって笑えるくらいかっこいいし、「Re-雨」なんかはライブならではの気持ちの高ぶりが追体験できるし、収録曲もベスト盤的な内容になっているので、クラムボンのライブ興味あるって方は是非聴いてみて欲しい!


・水星/tofubeats



流行ってるっぽいので聴いてみたらハマった曲。派手すぎず暗くもなく平熱な感じで、どんな場面でも聴けるところがお気に入り。”iPod iPhoneから流れ出たデータの束いつもかかえてれば”って生活感と”めくるめくミラーボール乗って水星にでも旅に出ようか”ってロマンチックな詞の対比も気持ち良い。

・うたびこ/青葉市子



青葉市子ちゃんのどこまでも透き通る声は、みんなの心の拠り所になるといいなと思います。

坩堝の電圧くるり


曲数も多いしまとまりのないアルバムだけど、不思議と通して聴くことが多かったな。特にツボな曲があったわけじゃないのに聴きたくなる中毒性があって、一時期毎日聴いてた。


ロックインジャパン/快速東京




快速は全員多摩美出身(在学中?)らしく、ジャケにしてもタイトルにしてもセンスが良いところが好きです!品がある。16曲19分という短さと勢いの中にも、耳に残る言葉とかメロディとかギターのフレーズとか沢山あって聴き飽きません。「敏感ペットボトルPART.2」はやけのはらとのコラボで相性バッチリかっこいいー!


・猛烈宇宙交響曲第七楽章「無限の愛」/ももいろクローバーZ


これはカップリングの二曲も含めて良いシングルでした!まず猛烈は、ヒャダインがコールのしやすさまで考えてるだけあってライブでめちゃめちゃ楽しい。「LOST CHILD」は今までなかったエフェクトかかった声で電子音のクールな感じが新鮮で大好き。ダンスもカッコ良いし!まだまだ伸びしろがあるんだなぁと思った。「DNA狂詩曲」は名曲ですね~これをカップリングにしちゃうももクロ運営が好きです。サビは一回聴いただけで好きになっちゃう強さがあるし、”ねぇ キミといるだけでなんか遺伝子が笑う” ”絆なんてもんは今更言わなくていいから” ”目も口も耳も塞いだ 猿になって生きてくか?”なんてフレーズは作詞家ってすごいなぁ…と。笑 そしてソロパートが綺麗。でもこれ猛烈とDNAと、3曲中2曲がボヘミアン・ラプソディオマージュ入ってるって、すごいアイドルだなぁ。


・To The Treetops!/Team Me


ノルウェーの6人組バンド。華やかでポップな音だけど、ボーカルの独特な声に冷たさも感じたりして、ちょっと掴めない感じが好き。このボーカルの人がやっているSiNってユニットと宮内優里さんが組んで「Manet」ってEPも出て、これも期待通りのTeam Me×宮内優里って感じで大好きな音なんですが12月発売だったのでまだほとんど聴けてない。。


・TRAP/MEG





作曲 岡村靖幸・作詞 MEG・編曲 大沢伸一という最強タッグ。期待通りの音!大好きで何度も聴いてるのでお家で歌詞を見ながら歌ってみようと思ったら、すーごく難しくてMEGすごいなと思った。笑 詞が曲と一体化してる。カップリングのセブンティーン・ランデブーもかっこ良いし、アルバムも豪華で良かったんだけど、やっぱりこの曲が一番好きでした。

・合唱曲 スカイツリー/□□□


この曲に何度泣かされたことか…。
放射線は 風に乗って 雨になって 君の髪を濡らす
 僕はそう 笑いながら やさしくその髪を撫でる”
台詞のパートも入って全部で15分弱ある、ミュージカルの一部を切り取ったみたいな曲。スカイツリーについての他愛ない会話から、そんな日常も放射線共存していることを実感させられる合唱へ入っていくところがすごい。

・つけまつける/きゃりーぱみゅぱみゅ



なんかもう有名すぎて言及する程でもない気がしますがいい曲だよねー。ヤスタカはもはや作詞家として好きです。”付けるタイプの魔法だよ”って言い回しは素晴らしいと思います。「くだらないの中に」の”魔法がないと不便だよな”的な。人工的なもの、現代的なものの象徴のつけまをテーマにして、女の子のピュアな気持ちとかさ、ポジティブな考え方のコツとかさ、誰でも元気が出るような曲にしちゃうなんて。忘れちゃいけないのがきゃりーというアイコンがいるからこその曲っていうことですよ。MVの衣装とっても好み。




ももクロ★オールスターズは前に触れたから割愛するけどめちゃめちゃ聴いたよ!
新人枠ではきのこ帝国と宇宙人が気に入りました。でも全然新しい人チェックできなかったな。
今年はねーふくろうずが本気出すみたいなので期待しまくりです。あとアイドルに手を出し過ぎないことが目標です。洋楽もちょっとずつ好きな人気になる人増えてきたし、手広くいきたい。