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ZEPP ALIVE (1)

サカナクションZeppツアーのライブレポ兼だらだら感想。

SAKANAQUARIUM 2011”ZEPP ALIVE”というツアータイトルが発表されたのは震災前で、
”FISH ALIVE”というライブ音源があったこともあって「ゼップwwアライブww」なんて小馬鹿にしてたのが懐かしいというか恥ずかしいというか。
収益が全額義援金になるポストカードには”ALIVE”の文字。(※1組600円のところを、購入者が支払うのは300円で、残りの300円をチームサカナクションが支払うというもの。メンバーの直筆メッセージ入りで、一人1000枚書いたそう。ちなみに最終日の開場前に売り切れてました。)奇しくも今を象徴することばになっていた。

一方で、本来はMCでもあったように、変化し続けることを前提としながら「今のサカナクション」を表現するライブ、という意味でALIVEという単語を使ったんだろうなぁということが、ライブを観ていてもすごく伝わってきた。

わたしが知る限りなので正確にはわからないけど、これまでにリリースの関係ないワンマンライブは昨年の武道館以外ほとんどやっていなかったみたい。
わたしは割と昔の曲がすきなので、きっと万遍なく演ってくれるだろうな~という意味でもすごく期待して、東京公演2デイズ、両日行ってきました。

ワンマンライブ自体が昨年10月の武道館公演ぶりなので、それと比較する感じで書いてみようかなー。(前置き長い)

イメージまずオープニングのSEに、かつての定番〆曲だった『ナイトフィッシングイズグッド』の「合唱」部分、「ラララ きっと僕が~ 素晴らしさよ」と流れ、ステージを覆ったスモークが黄色くライトアップされたところからVo.山口一郎の姿が見えてくると、大きな歓声が。もう、ここだけでクライマックスかのようにグッときちゃう(笑)
そして短めのインスト(セッションぽい感じ)で焦らしつつ、演奏されたのは『インナーワールド』!
そこから『Klee』まで会場のテンション右肩上がり。ちょっと久しぶり?の『表参道26時』のイントロで少し(おっ!)って空気になったのが印象的。

ここで一郎さんが、「今日は最後まで楽しんでってください!」(噛んでた笑)とか少し喋って、「みんな歌える?」と言って始まったのは『潮』。kikUUikiツアーではそんなに印象に残らなかったのに、DVDの(C)を観てかっこよかったので、観れてうれしかった。バックのオイルアートがいつになく綺麗に感じた。

『ワード』は長らくライブでやっていなかったようで、初めて聴けました!周りも感激してる人多かったー。大きなアレンジはせずに音源を再現してた感じかな。「夜が僕らを試してるな」「聞こえてるふりをしただけ」と繰り返しのフレーズが多いので、音源で聴くより身体で感じる方が断然いい感じ。

イメージ『フクロウ』は照明が良かった。オレンジの照明がフロアの壁全体に模様を作っていて、その感じと曲調だけで秋の夕方、森の中を連想するような、独特の雰囲気をつくっていた。ライブハウスでこういうことができるとは。

イメージシーラカンスと僕』では一転、後ろから緑のレーザーが一郎さんを完全に包みこんで、観客からほとんど見えなくなる。
それはまるでレーザーの水槽の中に入ったようで、ボーカルにもその水槽の中から聴こえてくるかのようにもやんとしたエフェクトがかかっていた。時々一郎さんの伸ばした手だけが見えたりして。
サビから曲調が変化していくと、レーザーも面から線へ、ステージ全体へと変化していって、一郎さんが独りの精神世界から人のいるところへ出てきたような感じがした。
大胆なレーザーの使い方に笑っちゃった。いい意味でね。

『あめふら』是非ライブで聴きたかった曲!
イメージんーなんて言えばいいかわからないけどリズムが特徴的な曲で、それに合わせてカラフルで色んな形のセロハンみたいなものが次々に落とされていって、BPMも曲調もガラっと変わるところでそこに液体が流されてセロハンみたいなものが溶けるというVJがめちゃめちゃ良かった!これもオイルアートの一種なのかな。たぶんリアルタイムだったんじゃないかと。
歌がなくなるそこからは一郎さんが後ろを向いて指揮をするような感じで、アドリブなのかな~音源とも結構違っていて長めに引っ張っててすごくかっこよかったです。

『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』』リリース前の新曲。
兎に角、コーラスの美しさに圧倒されました。

サカナクションの曲はどれもライブで映えるけれど幾つかパターンがあって、
アルクアラウンドやアドベンチャーなんかのように、肉体的に気持よくて自然と身体が動いてしまうようなものや、マレーシア32をはじめとしたインスト曲のようにクラブミュージック的にノれるものや、フクロウや夜の東側のように歌の良さに聞き入るもの、あとはアレンジや展開のおもしろさを楽しんだり日常の不満を代弁してもらったりみたいのがあるけど、
この曲の「バッハの旋律を夜に聴いたせいですこんなこころ~」というフレーズが一郎さんの歌から全員のコーラス(たぶん音源と重ねててぶあつい感じ)に移ったとき(Bメロになるのか?)の感じは、ホーリーダンスの「だから僕を~~」というところとか、白波トップウォーターの間奏の、脳みそに直接働きかけるような気持よさがありました。
実際、わたしは幸運にもアイデンティティ、スローモーション(武道館ver.)、ルーキーと続けて初めて聴くのがライブだったんですが、いつも「メロディがキャッチーで好きだな」とか「アレンジおもしろいな」とか考えながら聴いていたのに、脊髄反射的に「うわ~~いい!気持ちいい!」っていうような感覚は初めて。

途中、バッハの曲そのままなのかな?ザキオカさんのピアノソロが入るのも、ちょっとびっくりしたけどそんなに違和感なかった。
特別変わった曲構成だったり長い曲ではないのに、色んな音楽的要素を入れ込んでコーラスを効果的に使うことで、ライブでノれて、かつ壮大さも感じさせるという、ルーキー、スローモーションの流れを汲みつつ、もうこのパターンの完成形ができちゃったんじゃないかとおもった。
(まぁ、あんまり量産するべきじゃないとも思うし。というかまずこの流れで捉えてるのわたしだけな気がするけど!笑)
毎度のこと凝ったアレンジで展開があるけど、フレーズは繰り返しが多いのでもしかしたら飽きが来るかなーというのと、個人的に2番のゴリゴリ電子音が入ってくるところ?(なんて言えばいいのかわかんない笑)はちょっとわざとらしい感じで好きじゃないなっていうのだけ気になるかなあ。
ちなみにラジオ音源でも何度か聴いたので完全な第一印象ではないっす。


ごめんなさい喋り過ぎで自分でも引いています。
でも端折れない性格。基本自分用だからいいんだけど、いいんだ け ど・・・!
ということで一回切ります。



<セットリスト>
1.OPENING
2.インナーワールド
3.セントレイ
4.アドベンチャー
5.表参道26時
6.Klee
7.潮
8.ワード
9.フクロウ
10.シーラカンスと僕
11.あめふら
12.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
13.ホーリーダンス
14.montage~マレーシア32
15.ルーキー
16.アルクアラウンド
17.アイデンティティ


ENCORE(6/27)
18.Ame(B)
19.ネイティブダンサー
20.ナイトフィッシングイズグッド


ENCORE(6/28)
18.ネイティブダンサー
19.三日月サンセット
20.目が明く藍色